訪れ帖

 


[998] こんにちは -投稿者: まさ 返信 2004/01/18 16:56:51 del:

御丁寧な解説をいただきましてありがとうございます。大変良くわかりました。質問ついでにお伺いしたいのですが、横蔵寺の銘文は何を参照すればよろしいのでしょうか?お教えいただければ嬉しいです。たびたび申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。


在銘像の銘文 -投稿者: 結城美穂 home page 返信 2004/01/18 17:32:48 del:

まささん
再び結城美穂です。
横蔵寺の金剛力士像は鎌倉在銘像の代表的作品のひとつですので、おそらく日本彫刻史基礎資料集成鎌倉編の第二巻か第三巻に収録され銘文の全文も掲載されるはずです。第二巻はこの一月に刊行されるそうなので要チェックです。第三巻は来年です。
それまでは東京堂出版の「仏像事典」(久野健編集)の造像銘リストがおすすめです。日本の主な在銘像の銘文が載っていますので参考書としても手軽に使えます。版を重ねるたびに新補分が追加されているようですので、なるべく発行年次が新しいものをお勧めします。
横蔵寺像の銘文は長くて判読不明の字も多いですが、大体の意味は分かる方です。「仏像事典」では石龕寺像の銘文と一緒のページに並んでいますよ。


管理人失格 -投稿者: 管理人 home page 返信 2004/01/18 22:20:43 del:

 ちょっと見ぬ間に、話がどんどん進んでいました。
 管理人失格ですね。出来れば結城さんに代わってもらいたい(^^;)。

 「日本彫刻史基礎資料集成」は一式を個人で持つには辛いですが、銘文のみを調べるのであれば、「仏像事典」と同じ東京堂出版の「造像銘記集成」はどうでしょうか。約1600件の銘文を年代順に並べてあり、目次もありますので使いやすいと思います。但し、「仏像事典」より入手が難しい・・・。
 PS.「坪坂住人仏師法眼和尚位定慶」は、「坪坂住大仏師法眼和尚位定慶」か。


訂正 -投稿者: 結城美穂 home page 返信 2004/01/19 00:25:10 del:

あ、そうですね。人じゃなくて大ですね。肥後定慶、七十三にもなって仏師のままではおかしいですね。訂正です。
「坪坂住大仏師法眼和尚位定慶」、こちらが正解。




[996] 結城美穂様へご質問 -投稿者: まさ 返信 2004/01/18 05:28:51 del:

こんにちは。いつも楽しく拝見させていただいております。私も鞍馬寺の聖観音に魅せられた者の一人です。仏師たちの夢のコーナーの肥後定慶に関する文章を読んでいましたところ、是非ご質問したい事項がありまして書き込みさせていただきました。
肥後定慶の事績に関して「晩年は大和の坪坂(現在の奈良県高市郡壺坂)に住んでいて奈良の人間であったことなどが知られる。」とありますが、この内容の典拠をお教えいただけますでしょうか?
自分でも調べてみたのですがわかりかねております。お手数おかけいたしますがご教授いただけましたら幸いです。

よろしくお願いいたします。


肥後定慶は大和国の人 -投稿者: 結城美穂 home page 返信 2004/01/18 11:47:07 del:

まささん、こんにちは。
結城美穂です。
晩年は大和にいた、というのは肥後定慶の在銘作品の全ての銘文の内容を総合すれば出てくるものです。
肥後定慶は仁治三年1242の兵庫県石龕寺金剛力士像内に「大仏師南方派肥後法橋定慶生年五十九」と記し、逆算すれば元暦元年1184生まれと分かります。また「南方派」とは奈良にいたことを意味し、奈良仏師の系統に属したことを示しているのでしょう。これが14年後の建長八年1256岐阜県横蔵寺金剛力士像の銘文ではより具体的になり、「坪坂住人仏師法眼和尚位定慶」と、住所の地名を冠してあります。坪坂は現在の壺阪山一帯の旧字名で、当時の肥後定慶は七十三歳です。当時はかなりの長生きですが、そのころはもう名誉仏師みたいになっていて実務は弟子達に任せていたかもしれません。石龕寺像と横蔵寺像の作風の差にはそういう事情があったのでしょう。その後肥後定慶は歴史から姿を消しますから、建長八年当時は晩年と考えられ、法眼が最終的な地位だったのでしょうか。
数ある奈良仏師のなかで、実際に大和国に住んでいたことが知られる確実な人物です。そして晩年期に住んでいた坪坂の地が故郷だった可能性もあります。現在の高取や吉野あたりを探せば、彼の作品やその弟子たちの作品が見つかるかもしれませんので、そのあたりには夢を広げてみるのも楽しいでしょう。
大雑把な説明にて申し訳ありません。


こんにちは -投稿者: まさ 返信 2004/01/18 16:58:42 del:

御丁寧な解説をいただきましてありがとうございます。大変良くわかりました。質問ついでにお伺いしたいのですが、横蔵寺の銘文は何を参照すればよろしいのでしょうか?お教えいただければ嬉しいです。たびたび申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。




[995] 本日の適塾 -投稿者: 緒方紘一 home page 返信 2004/01/17 23:59:15 del:

緒方です。
奈良ちゃんが早速書いてくれましたが、奈良チームが今度「付表」の新たな一覧表を作るので、資料の見方や使い方、リストの作り方や作品の抽出方法などを教えておきました。
高校生たちも熱心に勉強しています。例えばこんな質問を受けました。

平安初期と貞観の違いは?
藤原時代はいつまで?
文化財指定の有無は重要?
基準作品と代表的作品は違う?
仏像の歴史には現代も入る?
仏像の姿や持ち物がオリジナルで残る例は?
どんな文献史料が読み易いか?

もはや大学生レベルですな。


回答は? -投稿者: 管理人 home page 返信 2004/01/18 22:18:36 del:

 ストレートで的確な質問もさることながら、緒方さんの回答も是非聞いてみたいですね。




[994] 奈良の適塾 -投稿者: 奈良敦子 home page 返信 2004/01/17 22:51:16 del:

今日は奈良チームのみんなで夕方から奈良の適塾に行きました。緒方紘一先生の塾です。
おー、緒方洪庵の御子孫だけあって先生ぶりが板についてます。(って、実際に高校の先生やっておられます)
んで、生駒市の奈良支部を教室にして、奈良チームの高校生たちと一緒に「付表」づくりの要点やポイントを教わったのであります。作業開始があと三日に迫ってきたので、みんなパソコンに向かって練習して、色んな資料の使い方を教わったのであります。
適塾って、なかなか楽しいぞ!なのであります。


適塾 -投稿者: 管理人 home page 返信 2004/01/18 22:17:40 del:

 緒方洪庵の適塾ですか。
 明治維新で日本の運命を変えた人物が育った所ですから、今の激動の日本を立て直してくれる若者になって欲しいですね。




[992] 奈良隊、発進準備! -投稿者: 緒方紘一 home page 返信 2004/01/14 00:09:32 del:

奈良さん率いる奈良隊の春の作業のスタートが一週間後に迫ってきました。
奈良敦子さんをリーダーに、桜井美和さん、二階堂輝子さん、比谷香織さん、高山亜弓さんの四人の高校生たちが初陣を迎えます。
我々奈良支部はこれを全面的に支援、加藤久美子、山際蓉子、斎藤久美らがサポート役となり、古佛ページの未来を担う少女たちをしっかり護ります。
Xデーは1月20日。この日に四人の高校生たちが古佛スタッフおよび後援会メンバーとして正式に登録されます。神様の所へ挨拶に参上するのも間もなくです。
二階堂輝子さん曰く、「はやく皆さんと一緒にホームページ活動を頑張りたいです」
がんばれ少女たち、頼むぞ奈良ちゃん!
現代の緒方洪庵がついているぞ・・


自己紹介 -投稿者: 管理人 home page 返信 2004/01/14 01:21:34 del:

 困ったなぁ〜。えーと、何を話せばいいんだろう。しぶがき隊・・・じゃ古いし、NEWSは、森進一の息子がいるというのを知っているだけで、皆んな同じ顔に見えるし(えっ!森進一の息子はもう休業したの!)。
 自己紹介を練習しておこ〜っと! あのォ、サイトの管理人っていうかァ、好きなときに更新してる、みたいなァ。 
 あ〜疲れた。お守りは緒方さんにお任せします。




[988] 注進 -投稿者: 鍋島信生 home page 返信 2004/01/13 21:14:38 del:

注進!
各々方、一大事でござる!
かたがた要心めされいっ!!



ウィルスですか! -投稿者: 管理人 home page 返信 2004/01/13 23:24:11 del:

 またまたウィルスですか。
 この所、bunkaken@anet.ne.jp宛のJunkメールとそれに混じって、返信らしいメールが、また大量に来ています。

 前にも書きましたが、bunkaken名で添付ファイル付きのメールを送る事は原則としてありませんので、開けないで削除するか、当方に問い合わせ下さい。




[987] リンクへの方針 -投稿者: 相模未知 home page 返信 2004/01/13 00:04:26 del:

こちら神様のサイトはリンクフリーなのですか。バナーが置いてあって、リンク用とあるのは「自由にどうぞ」という意味なんでしょうね。
私たちのページはリンクフリーではありませんが、黒田副代表さんが次期副代表になられる方に電話をかけ、リンクの方針について話し合ったそうです。
拙ページは「内容的にある程度の利用に耐え得るまでに整備され充実し、どこへ出しても恥ずかしくない程度に達すればリンクフリーに変更される」方針ですが、その時期が近づいてきているのでしょう。


リンク -投稿者: 管理人 home page 返信 2004/01/13 23:15:13 del:

 リンクについては、余り厳密に考えていません。
 宮下佳之氏の「ネットワーク時代の知的所有権入門」に、「実生活上の住所や電話番号と違って、インターネット上のWWWは、リンクを張り巡らすことによって、世界中の情報を有機的に関連付けようという思想に根ざすものであって、リンクを張ること、張られることは、もともとインターネットの特性として折り込み済みである」という記述があるそうで、既にネット上に公開している訳ですし、リンクされるのも必然かなという気がしています。
 かといって許可を得ずにリンクを張って当然というのもどうかと思いますが・・・。
 公共機関のサイトはともかく、私的なサイトの場合は、一言かけるのがマナーの範囲という所でしょうか。
 当サイトでは、読者の方に参考となるようなサイトについて、いくつかお願いしてリンクさせて頂いています。後は来るものは拒まず、です。




[986] 北摂山地 -投稿者: 近藤真琴 home page 返信 2004/01/12 23:39:37 del:

今日は菊亭氏、出雲さん、結城さんと勝尾寺へのぼって参りました。晴天の山上から望む摂津平野はなかなかでした。
古代の山岳仏教が展開した北摂山地は、あまり目立たないみたいですが、遺跡仏像は沢山あるようで、じっくり調べてみたら面白そうです。


勝尾寺 -投稿者: 管理人 home page 返信 2004/01/13 23:14:35 del:

 勝尾寺辺りは、確か東海自然歩道の一部になっていましたね。学生時代の合宿で、箕面からハイキングでいき、宿坊に泊めて頂いた思い出があります。
 古代には、北摂から丹波にかけては、能勢妙見山、剣尾山、多紀の三岳山など、かつては修験の聖地として、金峯山をも凌ぐ隆盛ぶりだったとか。勝尾寺の薬師三尊像も、修験道無くしてはありえない像ですね。
 修験と彫像の歴史は、古くは金鐘行者と東大寺三月堂執金剛神の伝説にも見られますが、仏教彫刻史の面から今まで余り議論されてこなかった部分ですから、そういった観点からも、じっくり調べると面白いかもしれませんね。




[981] 後輩たちの意見 -投稿者: 奈良敦子 home page 返信 2004/01/11 21:52:08 del:

奈良敦子ですー。
今日は奈良チーム作成後の初の会合でありました。高校生たちと「付表」づくりの段取りを話し合いました。黒田軍監より「付表」づくりを任されましたので、後輩たち四人の意見を聞きながら計画を作りました。スタッフになるのは二人ですが、後援会に入った二人も手伝ってくれることになったので、五人のチームなのであります。今度の新コーナーは「付表」のなかでも一番大きなものなので、手分けして半年ぐらいで作れたらいいなと思います。
後輩のひとり二階堂さんの意見は「付表は見ててためになるので、増やして色々なコーナーをつけたほうが皆に喜ばれそうです」でした。ナルホドー。それは言えるであります。
その後、山焼きを見に行ったのでありますー。
ぱちぱちぱち。


奈良リーダーのデビュー -投稿者: 管理人 home page 返信 2004/01/12 00:06:20 del:

 いつもの奈良さんの書き込みらしくないなぁ〜。奈良リーダーのデビュー、ちょっと緊張気味ですか。
 人に聞く事より、人に教える方が何倍も勉強になります。
 リーダーに必要なのは、判断のタイミングと初心忘れずって事でしょうか。結果が楽しみ楽しみ。


大の緊張であります。 -投稿者: 奈良敦子 home page 返信 2004/01/12 00:37:12 del:

ちょっと緊張気味どころではないであります。ものすごーく緊張してるのであります・・。
だってねー今までずっと「かわら版」編集しかやってなかったのであります。記事とかコーナーとかコンテンツを担当するのって初めてなのでありますぞ!!
へんなの出来たらどうしようか、なのであります。近藤大尉も緊張されてますが敦子は大の緊張であります。ひぇーー。
初詣で買ってきた三輪明神の御守に必死に祈るであります!


「古佛」はお寺 -投稿者: 管理人 home page 返信 2004/01/12 02:29:30 del:

 だからぁ、「古佛」はお寺に祈らなきゃあ。東大寺のお札は買わなかったの?




[977] 剣からペンへ -投稿者: 鍋島信生 home page 返信 2004/01/10 01:37:40 del:

おめでとうございます。鍋島信生です。
昨年度は伊号潜水艦部隊をもってサイトの危機管理を受け持っておりましたが、武装解除後の現在は剣からペンに持ち替えていざ出陣、というところです。
今に見るが良い松平伊豆!鍋島一統葉隠衆の破邪の志を!現代に斎藤杢之助は居るのか!
ところで地元ではいよいよ佐賀県立歴史博物館が佐賀城遺跡内にオープン間近です。
アイコン、有り難き幸せ、です。


今後とも宜しくお願い致します -投稿者: 管理人 home page 返信 2004/01/10 02:04:39 del:

 武装解除、イラク派遣と大違いですね。ウィルスも、ハクビシンとBSEに恐れをなしていなくなってしまったのでしょうか。
 佐賀県立歴史博物館ですか。佐賀も全国区になった事だし、オープン記念の企画展が楽しみですね。




[974] あいさつ -投稿者: 近藤真琴 home page 返信 2004/01/10 00:27:25 del:

近藤です。新年の初の書き込みです。これからもよろしくお願いいたします。 今年は「かわら版」編集長を務めることになりました。この大役に不安と恐怖がないまぜになっております。広報のメンバーがまたツワモノ揃いなので圧倒されそうです。(特に結城さんが。)更に春からは波多野さんの妹さんも京都本部スタッフに加わるので、編集長として彼女たちをどう使ってゆくかが課題です。 黒田軍監どのの指図で奈良ちゃんと高校生二人がチームを作って「付表」の新たなページづくりに入っています。まだ高校生なのにもう戦線に投入するのかと思うのですが、軍監いわく、高校生だから投入するのだ、と。奈良ちゃんも今度はリーダーの身になるので緊張気味のようです。奈良本部広報担当から「付表」作成担当になって大変そうです。 骨皮大佐は、このところ外部との交渉や読者との交流に専念しているようです。一月下旬に鎌倉へ新春国宝展とかを見に行くそうです。 ホームページの方は冬休みなのですが、スタッフや後援会はそれぞれに相変わらずの忙しさです。


不安と恐怖 -投稿者: 管理人 home page 返信 2004/01/10 01:40:41 del:

 不安と恐怖・・・。分かるような気が。

 高校生パワーに打ちのめされています。
 近藤さんも頑張って下さい!

 代表は鎌倉国宝館の新春名宝展ですね。光触寺の頬焼阿弥陀が出ています。我々も1月末に行く予定です。




[970] おくればせながら・・・ -投稿者: 櫻井 返信 2004/01/08 22:55:03 del:

新年おめでとうございます。
本年もお邪魔することがあると思いますので皆様、宜しくお願いいたします。

私が気になる仏師系列は、やはり善派です。
小さいながらも多くの力作、丁寧な仕事、あまり重要視されていないように思います。
やはり活躍した時代などはっきりしないのですか?


こちらこそ宜しく -投稿者: 管理人 home page 返信 2004/01/09 22:46:19 del:

 善派は、西大寺の叡尊の知遇を得た、善円、善慶(善円の改称ともいわれる)、その子善春らが西大寺を中心とする真言律宗の諸像を造立し、また鎌倉においても、叡尊の高弟、忍性が建立した、鎌倉・極楽寺にも遺品を残しています。その特徴は、小気味よいまでに繊細で弾力性に富む肉質表現にあるといえ、慶派が主流であったこの時代にも、特異な煌めきを放っています。
 いずれも銘を残す遺品から注目された仏師たちであり、狭義の意味での善派の活躍年代ははっきりしています。
 問題は、相模さんが言われるように、出自とその後の影響の範囲でしょう。院派も円派も慶派の影響を受けざるを得なかったこの時代に、どの系派の影響を受けていたのかを明確にするのはいささか困難を伴います。また、その後の影響は、東国において、極楽寺や神奈川・称名寺の諸像に大きく影響を与えたと見られますが、鎌倉彫刻全体から見れば、当時中国から流入した宋様式の流れの中に取り込まれていった様に思われます。
 個人的には、東大寺指図堂旧蔵釈迦如来坐像の解像度の高い肉質表現や仕上げの鑿の音まで聞こえそうな素木の木肌に心惹かれます。

 木彫で漆箔や彩色の場合、ミリ単位の上塗りが施されるので、木彫段階での細やかなしのぎが消えてしまうように思えますが、仏師である櫻井さんにとって、漆箔・彩色像と素木像とでは、彫刻する際の精神性というか気構えというものは異なるものなのでしょうか、お教え頂ければ幸いです。


善円 -投稿者: 櫻井 返信 2004/01/10 04:11:33 del:

仰るとうりです・・言葉足らずで申し訳ないです。
私が言いたかったのは、あれだけ多くの作品が残っていて、なおかつ銘記があるにもかかわらずあまり人気がないなーってことです。軽はずみな発言お許しください。。
そして仰るように善円に見られる宋風彫刻の大きな影響・・・確かに外から見ればごちゃごちゃしている様に感じますが、徹底した職人技が施されております。
私は一度、康俊作と見られる阿弥陀如来を修復したことがございます、1尺6寸程の小品でしたが、恐ろしいものでした。鎌倉後期彫刻の究極を見た気が致しました。

確かに仏様としては藤末鎌初以前のほうがほっこり落ち着きますし、その時代々々の信仰の対象として造られた方の精神性までこちらに伝わってくるようです。(私も此方のほうが好きです)
しかし、仏を造ろう、仏様をお迎えしようという心はどの時代でも同じような気がしますし、もう少し徹底した職人技も注目されても良いんじゃないかなってことです。

管理人様が仰った
>木彫で漆箔や彩色の場合、ミリ単位の上塗りが施されるので、木彫段階での細やかなしのぎが消えてしまうように思えますが、仏師である櫻井さんにとって、漆箔・彩色像と素木像とでは、彫刻する際の精神性というか気構えというものは異なるものなのでしょうか
のことですが気構えや精神性はどんな仏様を造るときだも同じになりように心がけてます。
しかし、私も木地仕上げのほうが好きです。木地には何か吸い込まれそうな魅力がありますから・・・。
それと漆箔仕上げなどの場合仰られたしのぎなどをかなり注意し、木地仕上げで彫るときより少し深いめに彫りこみます。
後は塗師の方との意志の疎通ということになりますから・・・難しいです。
では。




[969] 引継ぎ完了 -投稿者: 菊亭晴竹 home page 返信 2004/01/08 18:29:36 del:

菊亭です。
新年おめでとうございます。
今日、近藤氏にからわ版編集長の引継ぎをやりました。京都本部広報の1月26日からの始動が待たれます。近藤氏を中心に、結城、出雲、栗東、山科の顔ぶれにてスタートの予定です。
今年は「付表」作成が西日本のメインになるので私はそちらに回ります。黒田軍監は奈良県のメンバーを「付表」作成にあてる方針らしく、奈良ちゃんと高校生二人にトリオを組ませ、栗東をオブサーバーとして準備を進めています。
ご指摘のように、インターネットも、各サイトが表現方法や内容に独自性を模索したりするこれまでの方向には限界が見えてきました。初心者向けや専門系向けのいずれにもかかわらず、管理人の意向よりも読者の意識が重要になりそうです。今後は淘汰と普遍化に向かってゆく時代に入るでしょうが、高校生たちの新しい感覚や意識が現在の仏像ホームページ群をどうみてゆくのかが注目されます。
緒方氏ら後援会の実施していた仏像ホームページ群調査には、四人の高校生たちも参加していて、かなり厳しい意見を出していたようです。彼女達が認めた仏像ホームページとはどんなものなのか。今後の調査報告が楽しみなところです。


こんどは近藤編集長 -投稿者: 管理人 home page 返信 2004/01/09 02:01:23 del:

 こんどは近藤編集長ですか(決しておやじギャグではありません)。
メンバーも最強カルテットですね。付表の充実も楽しみです。新しい切り口を期待します。
 インターネットもたかが数年の歴史ですから、物心ついたときにインターネットや携帯が当たり前だった世代から見れば、ちょっとした工夫で全く新しい形を造ることが出来るのだと思います。そんな意味でも、彼女たちの見方を知りたいところです。
 当サイトなどは、「まず名前がダサ〜イ!」なんて言われそうです。


神様への評価 -投稿者: 奈良敦子 home page 返信 2004/01/10 00:45:02 del:

あのね、「名前がダサ〜イ!」程度で済めばいいほうなのであります。
実はこう言われてましたよ。
「神奈川になんで仏教文化研究所とかあんの?京都とかやったらまだ分かるやん。説明なかったらなんか妙」
「仏教文化研究所ってさー、なんかお寺の本坊みたいやん、興福寺にもあったな似たようなの。習字教室はまだええけど、あとは説教と居眠りの殿堂!」
「リンクがうざいなあ!ボタンが表示されなくてもクリックで行けるやん」
「このピンク色のウォルパー、なんとかなんない。東京だとこういうのオーケーなん?」
「サイトの繋がりがいまいちよく分からん。ツリー構造にしたらええのに」
「アイコンに菩薩の顔が点滅するのがうっとーしいなあ。目が疲れるよこれは。ジャガピーの点滅文字の方がマシかな」
「難しい字をでっかく入れてあるけど、これって拡大表示?漢字ドリルの正解答え合わせみたいなー」
もう、さんざんに言ってたであります。


拝承致しました -投稿者: 管理人 home page 返信 2004/01/10 01:33:04 del:

 神妙な面持ちで拝読致しました。

 リンクボタン。我々年寄りには、文字は読むもの、ボタンは押すものという、アナログ時代からの不文律があります。かつて、文字部分だけにリンクを張ったら、マウスが壊れるまでボタンを押し続けた人がいまして・・・。
 拡大表示。老眼になった時の苛立ちは分かんないだろうなぁ・・・。
 神奈川に仏教文化?。蘭渓禅師や夢窓国師(知らないか)に言いつけますョ。
 菩薩の顔(実は大日ですが^^;)は確かにうっとうしいです。
 サイトの繋がりがイマイチ解らん。よく言われます。私も解らん。ツリー構造ねえ〜。成る程。
 ピンクのウォールバー。最初の頃はこんな壁紙しか無かった・・・。

 なかなか勉強になるなぁ〜。
 会社でももっと若い人の意見を聞こ〜っと。

 




[968] 定慶と康円 -投稿者: 相模未知 home page 返信 2004/01/08 02:39:58 del:

再び定慶に入るには、もう結城にかなり先を行かれてしまっています。私は仏師たちの夢で述べた内容がもう精一杯。別の切り口から入ればまた話は別になりますが。
康円は、議論してみたら面白いかもしれません。長男の子なのか次男の子なのか分からないところがありますね。長男湛慶の子であれば、親子で相当の作風差があるように思います。運慶の孫、というだけでもインパクトありますけど。
善派は、これは結城も申していたことですが、これに取り掛かったら泥沼状態になりそうな予感があります。出自が慶派に直結してるのかしてないのかさえ分からないので、作品を見ててもちょっと不思議な気にさせられます。とにかくどこから切り込むかがポイントになりそうですね。


財産も三代で無くなる? -投稿者: 管理人 home page 返信 2004/01/09 01:58:58 del:

 その別の切り口というのを期待しているのですが。
 康円は「運慶の孫」というだけで確かにインパクトはありますが、「運慶の孫」という以外に何があるのか、というのが気になります。宇多田ヒカルや、森山直太朗の様に親を越えれば別ですけれど。親の財産も三代で無くなると言いますからね。




[965] 遅ればせながら -投稿者: 相模未知 home page 返信 2004/01/07 00:42:56 del:

遅ればせながら、新年の挨拶を申し上げます。昨年は仏師論の盛り上がりで楽しく過ごさせていただきました。今年からも結城がパワフルに春日定慶を語ります。楽しみにしていて下さいませ。
今年は「付表」作成が西日本に移管され、高校生スタッフたちも制作に参加しているとか。いつもながら黒田軍監の指導力には感心させられます。
おかげで伊勢中佐は御機嫌斜めのようです。この前も東京芸大の興福寺展を「ちっ、またかよ」とけなし「関東には運慶しかウケないと思ってるのか」とこき下ろしていました。自分で運慶作戦やると宣言したくせに何を言ってるんだかなー。どうも高校生がスタッフになったというのが気に入らないみたいです。一橋さんや小泉さんとレストランに行ったときにも、いきなり「海軍は何を考えてるんだ!」と声を張り上げてアルバイト君をビビらせていました。
ところが今週はものすごく上機嫌なのです。理由を聞いたら「例のガトガードのやつら、運慶が大好きなんだとよ」と。分かんないなこの人は。
竹中さんが「ひとつ康円あたりでもやってみたらどうか」と言ってきました。康円かー。運慶作戦の範疇には入るのですね。


まだお正月です -投稿者: 管理人 home page 返信 2004/01/07 02:01:46 del:

 松の内ですから、まだお正月です。
 ガドガードは、黒田さんと伊勢さんにお任せするとして、定慶には是非相模さんも加わって頂きたいですね。
 康円というのは確かに運慶の範疇なのでしょうが、議論の拡がりを持てるのかどうか難しいところですね。個人的には善派の像に興味があるのですが、一度議論のあった中性院弥勒辺りから無理矢理善派に持っていくのはダメですか(^^;)。




[964] ギャップ -投稿者: 黒田明孝 home page 返信 2004/01/07 00:22:56 del:

黒田です。
今度の高校生たちは私が特に入会をすすめたものです。ギャップはもちろんあるでしょうが余り気にしたことはありません。そんなのを気にしてたら若い子たちは敏感に感じ取って引いてゆきますね。年上の立場から見下ろしてあれこれ言うのは馬鹿馬鹿しい限りですし、世代の差を言い訳代わりにするのも潔くはないと思います。そういう姿勢がいつしか壁を作ってしまうのでは。
若い子たちは、感性豊かな素材を持ちつつも、引っ張ってくれる年長者の登場をいつも願って待ち続けているのです。それに応えてやるのも大人のひとつの義務でありますし、義務でないならば、ある意味では権利とも言えましょう。高校生を参加させることについて伊勢氏らは全面的に賛成ではないようですが、黒田宗円明孝、心より彼女達の希望と未来を思い、全力でお護りいたす決心です。


なるほど -投稿者: 管理人 home page 返信 2004/01/07 01:51:13 del:

 なるほど、いつも沈着冷静な黒田さんらしいですね。
 子供や孫も(女子高生も?)同じですが、最初はそこにいるだけで寄ってきたのが、次第におもちゃやお金でないと惹き付けられなくなり、さらに大人や親の威厳を振りかざしてもダメになった時に、果たして対等の存在になるためには何が必要なのかという事を、大人達が解らなくなってきているのかも知れません。
 皇太子殿下の様なお言葉に黒田官兵衛を見た思いがします。




[957] 明けましておめでとうございます -投稿者: 波多野愛 home page 返信 2004/01/05 21:18:55 del:

高見様、明けましておめでとうございます。今年もよろしく御指導下さい。
春からは妹の裕美も入会いたします。どうぞ鍛えてやって下さい。
アイコン、現在風にして下さってありがとうございます。でも「少々熱が出て」まいられたのでは?


こちらこそ宜しく -投稿者: 管理人 home page 返信 2004/01/05 22:53:45 del:

 アボガドだかガドガドにはさすがに少々熱が・・・。

 お手柔らかにお願い致します。




[956] ガドガード -投稿者: 黒田明孝 home page 返信 2004/01/05 21:02:07 del:

追加を。
奈良さんが今度参加する高校生四名について触れていますが、ガドガードとは。
なるほど確かにガドガードの四人組に似ています。アラシ、マリー、タクミ、アイコでしたか。年末に特別放映されていましたのを見ていたので印象に残っています。
1月26日付けで二人ずつスタッフと後援会に入ります。18歳と17歳の古佛「ガドガード」娘たちです。神様の御指導をお願い致します。仏教美術や考古学に関心を持っている点がモーニング娘と違いますので。
あと、私が副代表をやっている間に密教関連を手厚くしておきたいと考え、鍋島君を連載企画に参加させる所存です。


いまだ18、されど18 -投稿者: 管理人 home page 返信 2004/01/05 22:50:45 del:

 私は皆さんに少々ジェネレーションギャップを感じていますが、黒田さんも17、8では、さすがにギャップを感じるのでは?
 でも、あの空海が大学を去り、一人山岳修行の道に入ったのも18歳ですね!
 坂本龍馬が、剣術修行のため江戸に出て千葉道場に入ったのも18歳。混沌の時代を揺り動かす人が活動を始めるのは、この時なのかも知れません。
 頑張れ!若造!
  
 


18歳 -投稿者: 奈良敦子 home page 返信 2004/01/05 23:50:41 del:

高見さまー。私も古佛スタッフになったときは18歳でありましたよ。その時はジェネレーションギャップを感じていられたのでありますか?
私が今まで最年少でしたがこれからそうでなくなりますねー。
ガドガード、高見様のお子さんは当然知っていられるのではないですか?今人気なのであります。この調子でケロロ軍曹もアニメ化してほしいであります。


ジェネレーションギャップ -投稿者: 管理人 home page 返信 2004/01/06 12:34:25 del:

 今も・・・ですぅ〜。

 家の中高生のお子様達はガドガードは知りません、ですと。
 男ばっかりなのと、知能が低いのかしらん。
 一番下は、ドラえもんの年末特版見てた位だからなぁ〜
 



[955] 新年の挨拶 -投稿者: 黒田明孝 home page 返信 2004/01/05 20:33:49 del:

黒田宗円明孝、謹んで新年の挨拶を申し上げます。本年もよろしくお願い申し上げます。
副代表の任期もあと三ヶ月となり、メンバー増強と付表充実とを、課題として頑張ります。
アイコンはどうぞ組み込み下さい。ついでに神様のアイコンも登録されてはいかがでしょう。


アイコン -投稿者: 管理人 home page 返信 2004/01/05 22:56:48 del:

 所長と私の分を密かに造ってみたのですが、さすがに公開できません。

 60年に一度の御開帳とします!




[954] 謹賀新年 -投稿者: 山科十萌 home page 返信 2004/01/05 11:02:44 del:

あけましておめでとうございます。
正月三ケ日は奈良の実家で過ごしました。昨日は緒方さん宅で奈良支部の新年会があり、大佐や近藤さん奈良さんと顔を出しました。
高校生の四人も揃っていて賑やかでした。ガドガードでもモーニング娘でもない普通の高校生たちです。去年の五月ぐらいから古佛後援会に参加していたのですが、東日本の承認を得ていなかったので存在を伏せていたのでした。なかでも二階堂さんの妹さんは奈良大学文化財学科に推薦合格したそうで、大佐の後輩になるわけです。それで文化財をどう勉強すべきかを熱心に聞いていました。将来が楽しみです。
黒田軍監いわく「高校生スタッフの可能性に期待すべきである」と。太田さんや伊勢さんを説得して、四人の高校生の参加を勧めたのも軍監です。高校生を参加させることで古佛の後継者を育てようとしているのでしょうか。


後継者 -投稿者: 管理人 home page 返信 2004/01/05 22:28:58 del:

 若い人が、文化財に興味を持つというのは、嬉しい事ですね。この不景気の世では就職先がチョット心配になりますが(^^;)。
 民間の組織では、確かに後継者というのは大きな問題ですね。コツコツと築き上げてきた財産も、その関係者が離反したり病気になったり亡くなったりして、途端に処分もできないガラクタ(他人にとっては!)になるという例も実際に起こってきています。インターネット上で成長してきた膨大なデーターも、何らかの組織化、標準化を目指して行かないと、不良資産化、情報公害化しかねません。
 今までは、インターネットも、各サイトが表現方法や内容に独自性を模索してきた時代でしょうが、これからの若い人たちに、新たな方向性を見出して欲しいと思います。