訪れ  神奈川仏教文化研究所



[50] うわー 投稿者:高 山亜弓 投稿日:2006/05/21(Sun) 19:09  
jpa53.gif変 な書き込みがいっぱいだー。KENTのBBSには迷惑メール撃退機能がついてないのカナ。
ウ チの新サイトみたいにWhocaresのにすればいいのに。画像は1024KBまでバッチリ貼れるのですよ。字が大きい、好きな色を選べる、引用もワン タッチ。使いやすさでは抜群のBBS、カスタマイズも多様多種でスゴイらしいのデス。三上さんが一生懸命探して見つけてきたと聞きました。


[51] あかい朱印帳 管 理人 - 2006/05/22(Mon) 00:23   HomePage

admin.gif  あかい朱印帳は二人で書いていくのですか。
 楽しみながら、進めてください、

 訪れ帖は、 以前のレンタル先がなぜか繋がらなくなったこともあって、KENTさんのCGIを元にして、当ホームページ内で構築しています。
 迷 惑メールの制限も出来るのですが、人のサーバーをかたった書き込みがあり、その人が書き込めなくなったことがあって、制限を少し解除しました。
  完璧に制限するのは難しいようですね。




[53] あかい朱印帳 高 山亜弓 - 2006/05/22(Mon) 20:37  

jpa53.gif・・ は、三人で書きマス。この春からトモコ(妻鹿朋子)が加わりましたのデス。


[45] こんばんは 投稿者:高 山亜弓 投稿日:2006/05/20(Sat) 21:34  
jpa53.gif神 様こんばんは。敦子先輩に続くのデス。

新サイトがもうすぐ始まるので、あかい朱印帳の再開のネタを整理しよう、 思うてマス。植田さんの替え歌、アユも覚えました。「さらば古佛よ いで発つ我は 伊号潜艦46号」って。
「必ず この手に 希望を 捉えん 心に誓い 笑顔を向けて 古佛を離れ 未来の途を たゆまず 進め」のとおり、たゆまず進んでがんばるのデス。
とりあえずは 図書館で借りてきた「大和の古道」を読みマス。


[39] 奈良博行って来ました 投稿 者:Tio 投稿日:2006/05/19(Fri) 14:42  
jpa0.gifこ んにちは。
久し振りにこのサイト拝見致しました。お変わりありませんでしょうか。

先般、奈 良博へ重源上人に会いに行って来ました。何人も居られましたが、やはり本家本元は凄い!
私は当初、このお像の作者は快慶と信じて疑わ なかったのですが、同時に展示の八幡像と較べると、その確信が揺らいできました。
何れにせよ、崇高なお姿で御座いました。

管 理人様、“見ずに死ねるか”その意気ですね。


[40] 重源上人の古里 管 理人 - 2006/05/19(Fri) 20:57   HomePage

admin.gif  「僧形八幡神坐像は重源上人像のリアリズムとは違って、神々しさを失なっていないのが快慶たる所以」などと、あたかも僧形八幡は運慶、重源上人は快慶のよ うに書きましたが、実は、重源上人の人となりをあれだけ正確に写せるのは、重源に心酔し付き従った快慶の他にはいないのではないかと密かに思っています。 自己矛盾のようですが、様式に対して器用だった快慶なら出来たのかも知れないと。

 去年の夏に山口の徳地町(現 在は山口市)に行きましたが、今も重源上人の息遣いがそこかしこに感じられる良い古里でした。


[37] 敦子は元気だよ 投稿者:升 水敦子 投稿日:2006/05/19(Fri) 00:35  
jpa37.gifか みさまー。
お久しぶりなのであります。
私も伊号第46潜水艦に心を乗せて、新サイトのはじまるのを待っています よー。会社勤めには少し慣れてきたし、奈良から京都への通勤にも慣れてきたし、これから奈良を楽しみながら生活したいのであります。
「あ かい朱印帳」も実験を終わって再開を待つばかり。アユやトモコと一緒に楽しく書くのです。うん。
かみさまも元気でがんばって下さい ねー。


[38] Re: 敦子は元気だよ 管 理人 - 2006/05/19(Fri) 00:53   HomePage

admin.gif  女子高生ももう「シャカイジン」ですか!
 こっちも年をとる訳だ。
 「あかい朱印帳」も時々覗かせてもらってい ますが、相変わらず楽しんでいるようですね。

 でも「シャカイジン」一年生であってもプロですから、まず仕事第 一。それから余暇。がんばれ若造。

[34] 船出 投稿者:管 理人 投稿日:2006/05/17(Wed) 23:15   HomePage
admin.gif  何事も新たに構築していくのは、当事者が一番苦労する所であり、また充実もしているものと思います。
 人事さえ尽くせばあとは天命を 待つしかありませんので、船出に際しては、焦らず心静かにスタートすることですね。

 慎重で心の強い三上さんで すから、大丈夫。


[35] Re: 船出 三 上佐和子 - 2006/05/18(Thu) 20:34  

jpa60.gif  励ましのお言葉をいただきましてありがとうございます。
 これからがんばって奈良を楽しんでゆきます。

  最後にひとつお知らせを。
 お返しいただきました「仏師たちの夢」は、私たちの新サイト計画には含まれていませんので、そのままお蔵 入りになります。長い間置かせていただきまして、ありがとうございました。
 新サイトは、今年は奈良の中世-戦国期のコーナーをメイ ンとするため、仏像とはあまり縁がなくなります。大和の中世史にスポットをあて、惣村や荘園や武士や城郭などが主に取り上げられる予定です。梅村の言う 46は、「シロ」と読みます。

 神様のサイトの発展をお祈りいたします。


[36] お蔵入りとは残念 管 理人 - 2006/05/18(Thu) 21:33   HomePage

admin.gif  新ホームページでも、仏像に関するものも何らかの形で残されると聞いていましたので、「仏師たちの夢」もてっきり、継続されるものと思っておりました。
  お蔵入りとは残念ですが、そう思うのもスタルジーにとらわれた老人の戯言なのかも知れません。
 そのうち、仏像禁断症状が出たら、書 き込みにいらして下さい。

 先日、宇都宮付近の城郭の資料を見ていたら、出城を含めて膨大な数の城跡が残されて いるのを知って驚きました。もちろん屋敷跡なども含まれるようですが、何事も興味を持って見れば面白そうですね。


[44] 仏像禁断症状・・は有り得... 梅 村美穂 - 2006/05/20(Sat) 20:58  

jpa40.gif  宇都宮付近の城郭の多さはすごいですよね。関東平野は城郭遺跡の宝庫なんですから、そういうのが好きな人にはこたえられない。私もお城は大好き。
  近畿地方のお城は面白いですよ。去年の秋からいろんな城に行ってたけど、さすがに奈良県の城は残りがいいですね。もっっと見たい城がたくさんあるのです が、このところ奈良は雨が多くてどこにも出かけられないです。はやくどこかの中世遺跡や城館を見に行きたいなー。
 仏像禁断症状どこ ろか、中世禁断症状ですね、いまの私。
 私はもともと中世史全般が好きなので、鎌倉彫刻への興味もその延長上にあったわけですが、そ れよりももっと勉強したいのが惣村や環濠集落のことです。いま図書館などで網野先生や藤岡先生の文などを探して読んでいます。
 中世 史研究は奈良県が本場ですからね。中世の惣村の遺跡へ行って、村カコイとか土居とか、折(オリ)とか実際に残ってたら感激してしまいます。
  いま奈良博で重源展やってるみたいですが、全然行っていません。あんまり行こうと思わないんですよ。それより、奈良博に寄託されているという染田天神講の 連歌会資料類を見たいなあ。でも常設展示にすら出たことがないようで残念です。

 伊46の浮上まで一週間足らず となりましたね。三上さんたちが確実に作業してらっしゃいます。


[30] お元気ですか 投稿者:梅 村美穂 投稿日:2006/05/16(Tue) 22:40  
jpa40.gif神 様、お変わりありませんか?
きょう5月16日、私たちの新鋭伊46号潜水艦がしずかに動き出しました。

正 式オープンまで10日、私たちの新しい夢を乗せて、漆黒の闇底に横たわる古佛の廃墟の中から、陽光に輝く大和路の天空を目指し、伊46は静かに進んでいま す。

私も、はやく青空を仰いでもののふの魂を追いかけたいな。


[31] Re: お元気ですか 管 理人 - 2006/05/16(Tue) 23:02   HomePage

admin.gif  何か10年振りにお会いしたような気分です。
 新ホームページの準備も万端のようで何よりです。
 私の方は、体 のあちこちにガタが来て、少々オーバーホールが必要な状態です。取り敢えず再来週に目の手術から。
 退院すれば、まさに漆黒の廃墟か ら、陽光に輝く新ホームページがバッチリ見えるものと思います。
 期待に違わぬ新たな挑戦を楽しみにしています。


[32] 宇宙戦艦ヤマトの替え歌 梅 村美穂 - 2006/05/17(Wed) 21:43  

jpa40.gifリー ダーの植田博史さんが、伊46の門出を祝って歌っていた替え歌です。

 さらば古佛よ いで発つ我は 伊号潜艦 46号(ヨロゴウ)
 闇の底から 光の海へ 夢を抱き 浮かび上がれ
 必ず この手に 希望を捉えん 心に誓い  笑顔を向けて
 古佛を離れ 未来の途を たゆまず 進め 伊号潜艦46号

既に、多くの新 しい仲間たちが、私たちの伊46を待っていて下さいます。仏像サイトの世界とも、もうすぐお別れですね。
そういえば私も、去年の秋か らずっとお寺にも仏像にも接してないし特別展や秘仏も見に行ってないんだ。おかげでお金がたまりましたよ。46モードだと、全然支出額が違うんだよ。


[33] 挨拶 三 上佐和子 - 2006/05/17(Wed) 22:04  

jpa60.gif  三上佐和子です。梅村に続き挨拶申し上げます。
 私は、いまは新サイトの編集管理チームの一員として働いています。既に先行公開して いる部分がありますものの、新サイトの正式オープンが近づくと改めて緊張してまいります。
 仏像とは無縁の新サイトなのですが、私た ちの夢でもありましたから、準備も運営も楽しいです。来たる5月26日、紙芝居風のオープニングをともなって新サイトが始まりますが、詳細は仮サイトの 「お知らせ」にて、後日ご案内させていただきます。

 神様、目の手術がうまくいきますようにお祈りいたします。


[26] 当分の間、とても死ねるか...  投稿者:管理人 投稿日:2006/05/05(Fri) 18:45   HomePage
admin.gif  このところ、比叡山根本中堂、円教寺、善通寺、湖東三山など秘仏御開帳が続いております。
 次回は100年後、と言われれば諦めもつ きますが、10年後、30年後などと言われると、思わず自分の人生の残り年数と比較してしまいますね。

 「見ず に死ねるか」の仏を沢山持っておくのが、長生きの秘訣か!

 慈覚大師頭部像の公開のテレビニュースが公開されて いましたのでお知らせします。
下記をクリックすると、ニュース映像が流れます。
 電話された8年後にはいないと いうご住職も出演されています。
 慈覚大師公開のニュース(山形放送)
 http://www.ybc.co.jp/HTM/060428/0428-1b.wvx


[27] Re: 当分の間、とても死ね... の びあがり - 2006/05/08(Mon) 00:26  

jpa0.gifニュー ス映像、ありがとうございました。すでに京都と山形の往復夜行バスを予約しておりまして、行く気まんまんでしたが、今日ちょっと心にゆれが生じていまし た。しかしこの映像で決意が固まりました。
日曜しか休めないので、20日の土曜に仕事して夜出発して、21日山寺で過ごし、月曜の朝 帰ってきてそのまま仕事です。ハードなので8年後まで命がもたないかもしれません。どうせ死ぬなら「あしたのジョー」みたいに燃え尽きて、仏像の前で真っ 白になっていたいです。
バス代は2万とんで350円でした。8月は瑞巌寺でまたも東北。どうせなら一度にまとめてもらいたいです。

実 は今日、神戸市博の「江戸の誘惑」展とセットで、須磨の現光寺を訪れて1218年の慈恵大師を見てきたんですが、寺に『日本彫刻史基礎資料集成・鎌倉時代 3』が置いてあり、その本の完成度の高さに敬服しました。全6巻をコンプリートしたい、という欲望がメラメラ燃え上がると同時に、「立石寺行きをキャンセ ルして本代にまわしては?」という悪魔のささやきがきこえてきたのです。しかしニュース映像を見て、悪魔は払拭された・・・はずです。



[28] Re: 当分の間、とても死ね... 管 理人 - 2006/05/08(Mon) 12:19   HomePage

admin.gif  ご苦労様です。私なんかは日和見主義ですので、逆に映像を見て、十分見れたからもういいか、なんて思ってしまいます(実践主義者の風上にも置けない)。

  瑞巌寺は五大明王ですか。これも尻込みしていますが、京都からとはご苦労様です。湖東三山は当然行かれるのでしょうか。

  『日本彫刻史基礎資料集成・鎌倉時代』はもう「4」が出ましたね。
 私の知人にもサラリーマンながら基礎資料集成を全部揃えておられ る方がいて、監修責任者の某先生から、いつも「奇特な方がおられる」とイビられていますが、あれは一冊買えば全数揃えなければ気が済まなくなる本で、一種 の媚薬ですね。
 私の場合は、財務省の予算折衝と共に、置き場所に難があり、とても無理です。


[21] 東京国博に行ってきました  投稿者:のびあがり 投稿日:2006/05/04(Thu) 11:36  
jpa0.gif連 休を利用して、東博の「天台」展を見学いたしました。京都に比べ、照明が申し分なく、たいへんよく見えました。横川の観音や鞍馬寺毘沙門など、いかに京都 の展示が暗かったか、改めてわかりました。
寛永寺の薬師三尊も、ガラスもなく間近で明るく見れて大感激でした。数年前、寺で公開した 時は距離があって見にくかったんですが。胸の摩滅にくらべ面相部がきれい過ぎるのが気になりました。削り直されてるのでしょうか?

残 念なことが3つありました。
ひとつは新指定重文のお披露目展示で、立石寺の慈覚大師頭部がパネル展示だったこと。あの像が一般公開さ れたことってあったんでしょうか?
2つめは、平常展の彫刻室(11室)の展示作品数がかなり少なくなっていたこと。
3 つめ、彫刻室で懐中電灯をあてて見ていたら監視員に「ダメ」と注意されました。「以前は平常展ではライトの使用はよかったのに?」と言うと、「リニューア ル後は、他の客の迷惑になるので、光をあてるのは平常展も禁止になりました。」とのこと。
他の人がいない時、玉眼かどうか確かめるた めとかで、数秒照らすくらいは大目にみてほしいです。
近いうちに国立博物館の入場料や友の会代金があがりますが、サービスは反比例し て下降し、「国博」が「酷薄」にならぬようにしてもらいたいものです。


[22] Re: 東京国博に行ってきま... 管 理人 - 2006/05/04(Thu) 12:34   HomePage

admin.gif  ご苦労様です。連休の都内の博物館などは以外と混んでないと思いますが如何でしたか。

 立石寺の慈覚大師頭部は 金棺と一緒に丁度今、お寺の方で5月末まで一般公開されています。
 頭部像は、平成6年にも、慈覚大師生誕千二百年際を記念して公開 されているようです。

 寛永寺の薬師如来像ですが、彫り直されていると言うよりは、新しく彫った像の一部を朽損 させたのではないかと思うくらい不自然に見えました。
 根本像を模したからといわれてもねえ〜。

  ライトの件はいつも言っているのですが、土門掌が好きな人もいれば入江泰吉が好きな人もいるのだし、末梢主義者(私?)もいるのだし、照明の悪さを棚に上 げて規則だからライト禁止というのは本当に止めてほしいと思います。


[23] Re: 東京国博に行ってきま... の びあがり - 2006/05/05(Fri) 11:19  

jpa0.gif管 理人様、立石寺の貴重な情報ありがとうございました。
立石寺のHPには載っていなかったので、寺に電話しました。住職らしき人いわ く、「慈覚大師の頭部は宝物館で8時30分から5時まで。地元の新聞には載ったが、あまり宣伝していない。地元の人に見てもらいたいので。重文の薬師座像 は8年後に50年に一度の開帳がある。」
私が「8年後の何月ですか?」と尋ねると、「わしは年も年だし8年後はこの世にいないのでわ からない。」とのこと。

薬師は三尊そろって寛永寺に移されていたら、今年東博で見れたんですが。
8 年後、生きていたら見に行きたいです。管理人様はやはり「見れずに死ねるか」ですか?


[18] 羽下薬師堂について 投稿 者:加藤春秋 投稿日:2006/05/03(Wed) 01:26  
jpa0.gifま たまたの投稿で恐縮です。
“貞観の息吹き”第11話 羽下薬師堂 薬師如来立像 を読んで、昔のことが甦り、なつかしくつい書き込み たくなりました。
羽下薬師堂薬師如来立像と西刑部観音堂(今は大関観音堂というようです)聖観音立像は、栃木県で、平安初期にはいる 仏像として、『関東彫刻の研究』で紹介されているのを見て、ぜひとも拝したい仏像でした。
たまたま、仲間で栃木県へ車で旅行しようと いう話がもちあがったのをいい機会として、羽下薬師堂と西刑部観音堂へ行くことを提案して実現しました。
羽下薬師堂は地区の区長さん がお堂のカギをもっているというので、区長さんの家をさがしましたが、アポイントもなしだったので、区長さんがそのとき留守で実現しませんでした。西刑部 観音堂は修理前の状態で拝することができました。
そ の後、数年たって、また栃木に旅行しようという話がもちあがり、今度こそと思い、色々つてをたよって、アポイントとることができ、やっと実現にこぎつけま した。お堂は山里にぽつんと建っていました。仏像も両手首が後補か欠失して、足下も欠失して、厨子のなかに立てかけてあるような状態でした。その時、我々 は厨子から仏像をお出ししたいと、区長さんに頼みましたが、そのためには、その区全体の同意が必要なので動かせないといわれ、結局あきらめざるをえません でした。
いま、“貞観の息吹”にのる修理後の写真をみて、何ともいわれない感慨をおぼえました。お顔だちや、Y字形の衣文は、見覚え のあるお姿で したが、帽子のような螺髪にはびっくりいたしました。おまけに板光背がついているとは。修理をここまでやるとは何といったらいいのか、ちょっと唖然としま した。
2度目に行った西刑部観音堂の聖観音もちょうど修理後でしたが、肉身部に黒漆が塗られたぐらいで、以前とおおきな変化がなかっ たように記憶しています。
修理する人のコンセプトによってこうも違うのは、何か考えさせられます。


[20] Re: 羽下薬師堂について 管 理人 - 2006/05/03(Wed) 02:24   HomePage

admin.gif  羽下薬師堂の薬師如来像は、発見された時点で、かなり後世の手が入っていたようですので、修理に当たっての原状復帰をどこに置くかというのが難しいところ ですね。
 実際の修理は、美術院でなく、芸大などで行われたようなので、原状に対する解釈がやや自由になりすぎたきらいが無いとは言 えないようです。良く言えば平安初期の気運を尊重した、悪く言えば、貞観仏の良いとこ取りと言えるかも知れません。
 写真で見る限り は、どう見ても貞観仏といった雰囲気でしたが、実物はあれだけ修理で貞観らしさを散りばめたにも拘わらず、正直、写真から受けたような強烈なインパクトは 感じませんでした。
 薬師如来像は、現在、駒生町の能満寺の境内に安置されていますが、ガラス張りのお堂ですので、非常に見づらく なっています。

 西刑部観音堂の方は県指定ですので、博物館、美術院で補修を手がけており、後世の彫直し等も少 ないことから、接ぎ目の補修と漆の補修程度で原状復帰がなされたということでしょう。
 この像の方は、衣文はやや浅く大人しいもの の、写真で見るよりも随分立派で、貞観と言うよりは天平の息吹を感じさせる像でびっくりしました。

[15] 奈良博にて  投稿者:加藤春秋 投稿日:2006/04/26(Wed) 21:29  
jpa0.gif展 覧会の感想を一言。
奈良国立博物館へ先週行ってきました。そこで「大勧進 重源」展の印象を二三。
朝 一番で入場したせいか、日曜日にもかかわらず、がらがらの状態でしたので、ゆっくりと鑑賞することができました。特に快慶の僧形八幡神坐像は、ガラスケー スに入っていないので、じかに、それも間近で対面できました。目の前に立つとしばらくは、体が凍り付くほどの感動をおぼえました。このリアリズムはいった い何なんだろう・・・。快慶は本当にすごいの一言です。
そう、この展覧会のテーマは「重源」なのですが、彫刻に興味ある人間にとって は、これだけ 快慶と、その系統の作家の作品が一堂にそろうのは滅多にないのではとおもいました。快慶の作品が時系列で追えるのです。そのように見るような配置になって いないので、行った来たりしないといけませんが。
もうひとつ
常設展に例の国宝奈良博蔵薬師如来坐像が久しぶりに 出ていました。よくみる と、八重蓮華座の本格的な台座の上に蓮肉と共木の薬師如来がのっているのです。しかし、よく見るとどうも本体と台座がしっくりといっていません。台座とと もに写っている写真を見たことが記憶になかったので、何か違和感をおぼえたのです。ちょうど、その部屋に解説ボランティアの初老の人がいたので、この台座 は当初のものですか?と質問してみました。
ボランティアの人はちょっと驚いたようすで、その質問は想定外だったようで、他の人に聞き にいってしまいました。
他の人をつれてきたので、ちょっと一言いいたくなりました。
「奈良国立博物館蔵品図版目 録」には、この仏像は松田福一郎氏旧蔵となっているが、実際はその後、変遷を経て、長尾欽弥氏から国に入ったのだから、目録には長尾欽弥氏旧蔵と書くべき ではないか。てなことを吹いてきてしまいました。
あとで、恐縮のかぎり・・・・
さて、例の台座ですが、自宅にも どってしらべてみると、「奈良国立博物館の名宝」展の解説には、台座は新補。と書いてありました。松田福一郎著「實驗佛教藝術の鑑賞」には、全然違う別の 台座が写っています。
どうみても、新補の台座とは思えない古さに見えたのですが。
それが、本体と同じではなくて も、別のものの代用のようにおもえたのですが。見に行った人のご意見をうかがいたいのですが。どうでしょう!!


[16] Re: 奈良博にて 管 理人 - 2006/04/27(Thu) 00:36   HomePage

admin.gif  僧形八幡神坐像は勧進所のご開帳の際や、東大寺のすべて展など何回か見ていますが、確かに息づかいさえ聞こえてくるような像です。かといって重源上人像の リアリズムとは違って、神々しさを失なっていないのが快慶たる所以かも知れません。

  奈良博の薬師如来坐像の台座はじっくり見たことはありませんが、本体は台座の蓮肉まで一木ですので、蓮を組み合わせた受台状の台座に蓮肉部をはめ込んでい ますね。確かに台座は松田福一郎さんの写真のものとは替わっていて古めかしく、反花の文様などは本体の時代とは合いませんので転用品のようにも見えます。

 ○○ 氏旧蔵の話は、長尾氏が寄贈した訳でもなく最後は古美術商が奈良博に売り込んだのでしょうから、特に拘る必要も無いように思いますが、因に文化庁の文化遺 産オンラインや奈良博写真検索システムでは、「若王子社伝来 長尾美術館旧蔵」となっています。


[17] Re: 奈良博にて 加 藤春秋 - 2006/04/30(Sun) 01:27  

jpa0.gif台 座の件ですが、改めて西川新次「旧長尾氏蔵薬師如来坐像と天竜山如来倚像」『MYUSEUM』111号 昭和35年6月 を読んでみると、“明珍恒男氏の 製作による”と書かれていました。下調べもろくにせず、勝手な解釈をして、はなはだ迂闊でした。
し かし、そのときの本体としっくりいっていない感覚はどうも消え去りません。というのも、上から見下ろして台座を見ると、蓮弁を差し込む金物が見えるので す。これは、蓮肉に穴をあけ、差し込むための金具ですから、それが上から見えるのは蓮肉に差し込んでいないように見えるのです。
この 仏像は、蓮肉 と共木で、蓮肉の下部が切り取られて、蓮弁をさしこむ部分がなかったのですから、新補ならば、蓮弁を差し込む部分を作らなければ、蓮弁が固定できないはず ですが、そこのところが、どうもしっくりいっていないように見えるのです。単なる思いちがいでしょうか。もう一度ゆっくりみてみなければとおもいますが。


[10] 円教寺に行ってきました 投 稿者:管理人 投稿日:2006/04/21(Fri) 21:52   HomePage
admin.gif  円教寺に行ってきました。
 本堂の摩尼殿は内陣の厨子が全て開かれています。
 今年発見された如意輪観音像は、 本堂正面にガラスケースに入って公開されていますが、下からのほのかな照明とろうそくの光だけなので、細かい所を見るにはライトが必須です。
  お坊さんの説明によると、切金は江戸時代の後補で、江戸時代に厨子や光背、台座を新調した際に付加されたもの(本像を調査された歴博の神戸さんの調査結 果)だそうです。
 像高20cmの小像ですが、引き締まった体躯は均整がとれており、膝の衣文や、岩座に懸かる柔らかな裳の皺の表現 なども巧みで、後世のものながら精緻で美しい切金の効果も相まって、まさに工芸品を見るようでした。
 写真は、秘仏御開帳の2006 年1月12日の項参照。
http://www.bunkaken.net/index.files/topics/hibutu.html
  中央の厨子に安置される本尊・如意輪観音像は、近年の制作ですが、両脇の厨子の四天王は、昭和8年摩尼殿の再建の際に大講堂から移されたもので、大講堂の 釈迦三尊像と同じ藤原時代も早い頃の制作とされている像です。
  今回開帳されているのは摩尼殿だけですが、奥の院(開山堂)では、秘仏性空上人像(鎌倉時代の再興像)を祀った厨子の前に安置される、平成12年に新たに 発見された性空上人像が、格子越しながら垣間見ることが出来ます。この像は、鎌倉時代に奥の院が火災に遭った際に焼矢したと伝えられていた当初像の可能性 が高く、性空上人の死後(1007年没)間もない頃の制作と考えられます。相当痛んでいますが、遠くからでも、平安時代の一木造のイメージがわかります。
  本堂、開山堂ともに、秘仏の再興像の前に前身像が安置されているという様子に不思議な気持ちになりました。

 摩 尼殿は6月30日まで


[1] 内容は訪れ帖(過去分)に...  投稿者:管理人 投稿日:2006/04/05(Wed) 00:20   HomePage
admin.gif  ジャンク書き込みの対策として、CGIの書き換えを行っていたら、今までのデーターまで消えてしまいました。
 幸い、訪れ帖(過去 分)に移したところでしたので、今までの内容については、お手数ですが、「訪れ帖(過去分)」(トップページから入れます)をご覧下さい。

  東京国立博物館、神奈川県立歴史博物館、神奈川県立金沢文庫などの展示会が、順に始まりました。ご覧になったご感想があればどうぞ書き込み下さい。


[5] Re: 内容は訪れ帖(過去分... の びあがり - 2006/04/20(Thu) 01:47  

jpa0.gif管 理人様、おかげさまでアクセスできて、再び「訪れ帖」に訪れることができました。

先 日、龍安寺塔頭の弘源寺の毘沙門天を拝観してきました。平安初期の佳作なのに、今まで書籍で紹介されてこなかったのは悉皆調査で最近発見されたのかなあと 思っていたら、毘沙門堂内に明治に九鬼隆一氏がこの像を調べた鑑定書がかかっていてビックリ。ライトアップされていましたが、少し離れているので一眼鏡が あると便利です。


[7] Re: 内容は訪れ帖(過去分... の びあがり - 2006/04/20(Thu) 02:02  

jpa0.gif龍 安寺ではなく、天竜寺のまちがいでした。スミマセン。

読売新聞に4月19日から5月7日まで京博で、醍醐寺五大 堂の大威徳明王が修理を終えて特別公開と出ていました。私には絵巻よりそっちがメインになりそう。

[114] 無 題 投稿者:管 理人 投稿日:2006/03/17(Fri) 12:20

HomePage

admin.gif

 今年の秋に、東京国立博物館で、一木彫の展覧会 「仏像 一木にこめられた祈り」が開催されることが発表されました。
 あちこちで、展示作品候補の話を聞いていましたが、やっと開催の運びになりました。
 奈良時代から平安時代初期の檀像、一木彫、鉈彫像の名品を、江戸時代の円空・木喰を含めて一堂に集めるということで、門外不出であった渡岸寺十一面観音 立像が初めて展示会に出品されることが話題になっていますが、今まで聞いていた候補作の顔ぶれから見ても、昭和46年の「平安彫刻展」、昨年の「古密教 展」を凌ぐ、空前絶後の展示会になりそうです。

 貞観仏オタクとしては、秋までに首が伸びきってしまいそうです。

 展示される尊像の情報があればご連絡下さい。